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某国のハッカー

黒電話のようなの髪形の男が支配している某国では、IT工作員がUSやEUなどの企業に潜り込んで外貨を稼いでいる。


「Hey Sunao K, can you help me with my tech business using your talent?」

その一言からやりとりが始まった。

「どんな仕事だい?」と私は聞いた。

「CRMを使って顧客サポートをしてほしい。」とBenは答えた。


Ben?

明らかにプロフィールの写真はアジア人だし、ベン・クラークなんて名前つける?


「俺がチームリーダーを取りまとめるから、君にはCTOやCFOといった仕事でサポートしてほしい」とBen

「2,3時間ならできなくはないけど」と私

「それで十分だ。 今オンライン・ミーティングできる?」とBen

仕事で忙しかったので今は無理だと答え、夜に返事をした。


Google Meetのリンクが送られてきてBenと名乗る男と会話をした。


彼のプロフィールではUSに住んでいることになっているが、彼の話す英語はアメリカ人のような英語ではなかった。

声質からして25歳から30歳くらいのようだった。穏やかに話をするが、時折めんどくさそうにため息をしていた。。彼は顔を映さなかったので、どのような人物なのかわからなかった。映っていたとしてもAI加工した顔になっていたかもしれないが。

Benは、私がその仕事をできないときに代わりに仕事をするからパソコンをリモートで使わせてほしいことや、私のメールアドレスを使わせて欲しいことを伝えられた。


なるほど、他人に成りすまして仕事をするのかと私は理解した。
私は新規Googleアカウントを作り、そのパスワードを教えてみた。

Googleアカウントは行動履歴が残るので何をするのか知りたかった。

彼はそのメールアドレスの復元用メールアドレスを追加したり、そのメールアドレスを使ってChatGPTのアカウントを新規作成していた。ログイン元の情報にはIPアドレスから割り出して表示される場所の情報が表示されていなかった。パソコンはどうやらDELLのパソコンを使っているようだった。

そのあと彼はGmailアカウントのパスワードを変更したため、私はログインできなくなった。


「なんで勝手にパスワード変えてんの?」と私は聞いた。

「ごめんごめん、我々の仕事のターゲットは大勢だから、ハッキングされたりすると他のアカウントもすべて乗っ取られるリスクがあるからね」とBen。

「いや勝手に変えたら、私が仕事できないじゃん。パスワード押しえて」と私。

「パスワードはFamily12g!!」とBen。


何がセキュリティだよw ブルートフォース攻撃ですぐに突破できるじゃんw

私が使えたパスワードのほうが強固に思えた。


「君のアカウントを個人的に使わせてくれるかい?2段階認証の認証コードを教えて」とBen。


他人の作ったアカウントを使う意味が分からないと思いながら

「君は北朝鮮から逃げて生活したほうが今より良い人生になると思うよ」

とキーボードをたたいた。



その後、12グループ所属 ベン・クラークからの返事が止まった。





実際のやりとり




・Fortuneに掲載されているIT工作員についての記事

https://fortune.com/2025/04/16/north-korea-it-worker-scheme-fake-linkedin-profiles-webex-fiverr

・警視庁:北朝鮮IT労働者に関する注意喚起

https://www.npa.go.jp/bureau/security/northkorea_IT/NK_IT_202508.html

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